データの種類について
KeyToKeyのアクションやマクロの引数で使用されているデータの種類の一覧です。
名前 | 説明 | ||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
数値 | -2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 | ||||||||||||
文字列 | 文字列 | ||||||||||||
真理値 |
TrueとFalse KeyToKeyでは以下の意味として利用されています。
|
||||||||||||
キー/マウス |
キーやマウスボタンの名前 キー/マウスの値一覧を参照してください。 |
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マウスのボタン |
|
値の指定方法について
値の指定方法は以下の通りです。
※入力する文字は記号を含め、すべて半角で入力してください(例外あり)。
※入力する文字は記号を含め、すべて半角で入力してください(例外あり)。
データの型 | ルール | 例 |
---|---|---|
数値 | 120 | |
文字列 | 「""」で文字を囲む必要があります。 | "テキスト" 「””」を入力するには、Shiftキーを押しながら2キーを押してください。「""」内であれば、日本語や全角文字の使用が可能です。 |
Bool型 | True False | True False |
キー/マウス | Keys.キーの名前 | Keys.A |
マウスのボタン | MouseButton.値 | MouseButton.Left |
変数について
変数とはざっくり言うと、"値を保持するための名前のついた箱"です。
アクションに渡す値の代わりに変数を渡したりすることが出来ます。
変数の種類については以下の通りです。
アクションに渡す値の代わりに変数を渡したりすることが出来ます。
変数の種類については以下の通りです。
種類 | 説明 |
---|---|
ローカル変数 | マクロ内でのみ使用できる変数です。 ローカル変数はマクロの設定および、アクションから作成することが出来ます。 |
グローバル変数 | すべてのマクロで共有する変数です。 グローバル変数は編集ウィンドウの「グローバル変数」から作成することができます。 |
変数名やリスト名について
変数名やリスト名は以下のルールに従って命名してください。
- 名前の先頭には必ず半角 "$"(ダラー)を入れてください
- 記号は"_"(アンダースコア)のみ使用できます。
- 変数名は自分の好きなように命名してください。
- 英数字、日本語も使用可能です。
リストの要素を取得するには
$リスト名[番号]でリストの要素を取得することができます。 []内で他のリストを使用することは出来ません。 ※例、$リスト[$リスト2[0]]など
計算式について
計算式に使える組み合わせは以下の通りです。
演算子 | 式 | 計算結果 | 補足 |
---|---|---|---|
+ |
数値 + 数値 文字列 + 任意 |
数値 文字列 |
足し算、文字列の結合 どちらかが文字列だとどの型と計算しても文字列を返します。 |
– | 数値 | 数値 – 数値 | 引き算 |
* | 数値 * 数値 | 数値 | 掛け算 |
/ | 数値 / 数値 | 数値 | 割り算 |
% | 数値 % 数値 | 数値 | 「%」演算子は余りを求める演算子です。 |
< | 数値 < 数値 | 真理値 | 左の値は右の値より小さい か? |
> | 数値 > 数値 | 真理値 | 左の値は右の値より大きいか? |
<= | 数値 <= 数値 | 真理値 | 左の値は右の値以下か? |
>= | 数値 >= 数値 | 真理値 | 左の値は右の値以上か? |
== | 任意 == 任意 | 真理値 | 左右の値は同じ値か? 基本的には同じ型どうしでしか使えませんが、どちらかの値が文字列であればどんな型との比較も可能です |
!= | 任意 != 任意 | 真理値 | 左右の値は違う値か? 基本的には同じ型どうしでしか使えませんが、どちらかの値が文字列であればどんな型との比較も可能です |
&& | 真理値 &&真理値 | 真理値 | 左右の値がTrueか? |
|| | 真理値 && 真理値 | 真理値 | 左右のどちらか一方がTrueか? |
() | かっこをつけると最優先で計算されます。 |
条件式の使用例
条件式はかならず計算結果が真理値を返す式でなければなりません。
変数Aが◯◯だったら ■ $A == 〇〇
■ $A == 10
■ $A == “文字列”
■ $A == True
変数Aが〇〇じゃなかったら
■ $A != 〇〇
■ $A != 10
■ $A != “文字列”
■ $A != True
変数Aが10より大きいくて、30より小さい場合
■ $A > 10 && $A < 30
$A > 10 (変数Aが10より大きい)
&& (かつ)
$A < 30 (変数Aが30より小さい)
変数Aが10もしくは、変数Aが20だったら
■ $A == 10 || $A == 20
$A == 10 (変数Aが10)
|| (もしくは)
$A == 20 (変数Aが20)
変数Aが偶数だったら
■ ($A % 2) == 0
%演算子は余りを求める演算子です。
つまり、$Aを2で割ったときの余りが0だったらという条件式になります。
変数Aが◯◯だったら ■ $A == 〇〇
■ $A == 10
■ $A == “文字列”
■ $A == True
変数Aが〇〇じゃなかったら
■ $A != 〇〇
■ $A != 10
■ $A != “文字列”
■ $A != True
変数Aが10より大きいくて、30より小さい場合
■ $A > 10 && $A < 30
$A > 10 (変数Aが10より大きい)
&& (かつ)
$A < 30 (変数Aが30より小さい)
変数Aが10もしくは、変数Aが20だったら
■ $A == 10 || $A == 20
$A == 10 (変数Aが10)
|| (もしくは)
$A == 20 (変数Aが20)
変数Aが偶数だったら
■ ($A % 2) == 0
%演算子は余りを求める演算子です。
つまり、$Aを2で割ったときの余りが0だったらという条件式になります。
メソッド
メソッドはメソッドの名前/引数に応じた値を取得することができ、値の代わりに指定したり計算式や条件式の中に埋め込むことが可能です。
書き方
メソッド名(引数1, 引数2,引数3)
引数にはそれぞれアクションと同じように渡す値の種類が決まっていて引数が複数ある場合は「,」で区切ります。
なお、メソッドを作成するためのウィンドウを用意してあるのでメソッドを手動で入力する必要はありません。
メソッド作成ウィンドウはアクション・マクロ選択画面の右上にあるアイコンをクリックすることで表示することができます。
メソッド作成ウィンドウの右上にあるチェックマークボタンはアクション・マクロ選択画面のチェックマークボタンとは違い、押した時にクリップボードにメソッドがコピーされる仕組みになっています。
書き方
メソッド名(引数1, 引数2,引数3)
引数にはそれぞれアクションと同じように渡す値の種類が決まっていて引数が複数ある場合は「,」で区切ります。
なお、メソッドを作成するためのウィンドウを用意してあるのでメソッドを手動で入力する必要はありません。
メソッド作成ウィンドウはアクション・マクロ選択画面の右上にあるアイコンをクリックすることで表示することができます。
メソッド作成ウィンドウの右上にあるチェックマークボタンはアクション・マクロ選択画面のチェックマークボタンとは違い、押した時にクリップボードにメソッドがコピーされる仕組みになっています。
フォーマットについて